福田 護
(3)最新刊
最新 乳がん治療
(2017/06/30)乳房を温存するか、妊娠出産の可能性を残すか……等、 さまざまな選択を迫られる乳がん患者さんのために、 がんがどんな状態であれば、どんな治療の選択肢があるか、その効果はどれくらい期待できるのか、 副作用はどの程度かを、最新の医学的な知見に基づいて紹介。 乳がんの治療生活に入るにあたって、アドバイザー的に読んでいただきたい本。 【内容】 ●あなたに合った治療法を見つけるために 【1章】乳がん検診で「異常あり」と言われたら? |乳がん検診の“異常あり”の受け止め方は? |乳がんの発生しやすい場所を覚えておこう |乳がんにかかりやすい30代後半〜60代前半 |発見・診断に必要な検査はこれ! 【2章】治療法を決断するとき知っておくべきこと |がんの進行度から乳房温存の可能性を探る |乳房を温存? 切除? そのメリットとデメリット |腋窩リンパ節郭清、センチネルリンパ節生検 |「ホルモン療法」の種類と選び方 【3章】こうして術後の症状・副作用をやわらげよう |「リンパ浮腫」「疼痛」の対策 |手術後の体をサポートする補整具・下着選び |抗がん剤による「吐き気・嘔吐」「脱毛」の対処法 |「放射線療法」「ホルモン療法」「化学療法(抗がん剤)」の副作用を軽くするには 【4章】退院後、安心して生活するために |女性として、パートナーと共に生きる |食生活の見直しで乳がんのリスクを抑える |社会復帰を果たすためのステップ |治療費や生活費の不安を公的制度で軽減 【5章】再発・転移がわかったら |目をそむけず覚えておく「再発・転移」 |再発・転移にいち早く気づくために |再発・転移で選択される治療法 〈コラム〉 ・乳がん検診には2種類ある ・精神的ケアがより大切になる「若年性乳がん」 ・がん治療の臨床試験はこのように行われる ・大きな広がりをみせる「ピンクリボン運動」 ・変わる「緩和ケア」の考え方