コミッカ
大島 清

大島 清

(12)
オオシマ キヨシ
2025/06/27
この著者の新刊予報
新刊は2031年7月27日ごろに発売されそうです!
最新刊は2025年06月27日に発売されました
通常、5 ~ 73ヶ月ごとに発売されています
(著者の新刊予報は大きくずれる可能性があります)
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最新刊

脳は鍛えることによって、何歳だろうと深い快感を味わえる! 「快感」とともに「円熟」もある 年をとれば人間の肉体は衰えます。どんなにトレーニングしても、年をとればスポーツの記録は落ちてきますし、視力や聴力、あるいは生殖力といった能力も低下します。肉体の衰えが進めば、さまざまな障害も発生し、それまで一人でできたことでも、身体の自由がきかなくなって人の助けが必要なことも多くなります。そして、最後は一人で死んでいきます。 ただし、これはあくまでも老いるということを、生物として、動物としてだけ見た場合の話です。しかし、ヒトはただの動物ではありません。発達した脳を持ち、その脳の働きによって、五感を通じて、考え、快楽を追求する「幻想の動物」なのです。食物を摂取し排泄して自己保存をはかり、生殖をして子孫を残すことに生きている動物といっしょに論じることはできないのです。 ヒトはいわば「脳の動物」です。ヒトが直立歩行をはじめてから四百万年。直立歩行によって、手が自由になって、道具を使えるようになりました。そして、長い年月をすごすうちに脳が巨大化し、動物脳をつつみこむようにして、新しい学習する脳の層ができました。この新しい脳は、動物にはない新しい快感を生み出したのです。 動物もヒトも快感を求めて生きている点では同じですが、動物は食欲、性欲、そして群れる、という本能が満たされれば、それで満足します。ところがヒトの場合は、学習することによって、本能以外にもさまざまな文化的なものを充足することで、より深く、より質の高い「快感」が得られるようになったのです。 それは、快楽、あるいは「けらく」と呼ぶにふさわしいものです。こういった深い快感のあるなしが、動物とヒトとの大きな相違点といえます。 「はじめに」より

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帝乃三姉妹は案外、チョロい。

(ひらかわあや / 小学館)
次巻の発売日:10月4日 ~ 11月4日

チェンソーマン

(藤本タツキ / 集英社)
チェンソーマン 21(2025年07月04日)
次巻の発売日:11月4日 ~ 2027年2月4日

きのう何食べた?

(よしながふみ / 講談社)
きのう何食べた?(24)(2025年06月23日)
次巻の発売日:2026年3月23日 ~ 2026年5月23日

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