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羽生善治
(49)最新刊
羽生善治の実戦詰将棋 確かな「読み」を磨く超難問100選
(2022/07/01)※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 **★ トップ棋士に挑む、ステップアップのバイブル。 ★ 11手以上を中心に、 最高21手までの高レベル問題で、 戦局を読み解く力が身につく! ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆** この度は「羽生善治の実戦詰将棋」の第二弾を出版することになりました。 今回も同様に100題を揃えましたが、 全体的にはさらにレベルアップした内容になっています。 構成としては、 * 7手詰: 10題 * 9手詰: 20題 * 11手詰: 20題 * 13手詰: 20題 * 15手詰: 15題 * 17手詰: 10題 * 19手詰: 4題 * 21手詰: 1題 の計100題です。 本書は「確かな読みを磨く 超難問100選」と題しました。 文字通り「読み」を充実させなければ、 詰将棋は解けません。 中でも今回の100選には 合駒を考えねばならない問題を数多く収録しました。 合駒と聞くと、なんだか難しそうで 敬遠される人もいるかも知れません。 しかし、実戦でも 合駒を考える局面はひんぱんに現れます。 詰将棋の場合、盤面にない残りの駒は すべて玉方が持っているという設定になっています。 ですから、飛・角・香の飛び道具で離して 王手をかけた時の玉方の合駒による応手を、 7通り読む必要がある事になります。 盤面によっては、ある駒が売切れのケースもあります。 合駒に対してそこから いかに詰ませるかが読みの継続です。 詰将棋は必ずしも、手数が短ければ易しく、 長ければ難しいという訳ではありません。 作者の意図した中心となる妙手を発見できるかどうか。 さりげない実戦的な佇まいの中に、 隠れたまさかの妙手順を発見するのは、 詰将棋を解く醍醐味でもあります。 どんどん解図にチャレンジしてください。 読みを深めて棋力向上につなげて頂ければ幸いです。 棋士 羽生 善治