最新刊
そのうちなんとかなるだろう
(2019/07/11)「やりたいこと」を諦めたことも、 「やりたくないこと」を我慢したことも、 僕には一度もありません。 思想家・内田樹の痛快人生案内! 心と直感に従って生きればいい。 無理して決断する必要はない。 「なんとなく」選んだことが、 自分にとって一番いい状態だから。 豪快すぎる半生記! いじめが原因で小学校で登校拒否 受験勉強が嫌で日比谷高校中退 親の小言が聞きたくなくて家出 大検取って東大に入るも大学院3浪 8年間に32大学の教員試験に不合格 男として全否定された離婚 仕事より家事を優先して父子家庭12年 *昭和の時代を伝える「非日常写真館」も <あとがきより> 「自分らしさ」という言葉が僕はあまり好きじゃないのですが、 それでもやはり「自分らしさ」というのはあると思います。 ただ、それはまなじりを決して「自分らしく生きるぞ」と力んで創り出したり、 「自分探しの旅」に出かけて発見するようなものじゃない。 ふつうに「なんとなくやりたいこと」をやり、 「なんとなくやりたくないこと」を避けて過ごして来たら、 晩年に至って、「結局、どの道を行っても、 いまの自分と瓜二つの人間になっていたんだろうなあ」という感懐を抱く…… というかたちで身に浸みるものではないかと思います。 僕がわが半生を振り返って言えることは、 僕は他のことはともかく「心と直感に従う勇気」については 不足を感じたことがなかったということです。 これだけはわりと胸を張って申し上げられます。 恐怖心を感じて「やりたいこと」を断念したことも、 功利的な計算に基づいて「やりたくないこと」を我慢してやったこともありません。 僕がやったことは全部「なんだかんだ言いながら、やりたかったこと」であり、 僕がやらなかったことは「やっぱり、やりたくなかったこと」です。 というわけですので、この本はできたら若い方に読んでいただいて、 「こんなに適当に生きていてもなんとかなるんだ」と安心してほしいと思います。
この著者の作品19
マガジンハウス (小説)の作品12
自衛隊防災BOOK
月刊平凡 GOLDEN BEST!! Vol.2 岡田奈々写真集 二度目の初恋 電子特別版
「名前が出ない」がピタッとなくなる覚え方
30歳から読む呻吟語 不遇・逆境なんかに絶対負けない!
痩せる!きれいになる!病気にならない! 乳酸キャベツ健康レシピ
Casa BRUTUS特別編集
おやじダイエット部の奇跡 「糖質制限」で平均22kg減を叩き出した中年男たちの物語
14歳の自分に伝えたい「お金の話」
FIELDWORK ─野生と共生─
50歳から元気になる生き方 70代の今がいちばん健康な科学者が実践!
MBA社長は仕事をシンプルに考える 悩まない、くよくよしない、むずかしくしない
卵を食べれば全部よくなる