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方丈記 不安な時代の心のありかた

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『方丈記』は、災害に対する都会の脆弱さ、庶民を顧みない政治のあり方、そして人々の記憶の風化現象を指摘するなど、いつの時代でも通用する視点で物事を捉えています。 予想もできない災害が続く昨今に通じる部分も多く、また困難に見舞われたときに読み継がれてきた書です。 800年の間日本人に読み継がれ、ときに勇気を、ときに諦観を、ときに安らぎを与えてきた作者・鴨長明のメッセージ。 長明が『方丈記』に込めたメッセージは、いまの時代を生きる我々に、多くの示唆や指針を与えてくれます。 【本書の目次】 第1部 『方丈記』とは 1.『方丈記』とは 『方丈記』の時代 2.鴨長明の生涯 第2部 現代語訳と原文で読む『方丈記』 ・行く河の流れー人の世も河の流れも無常なり ・安元の大火ーすべてが灰と化す・人の営みはみな愚か ・治承の竜巻ーすべてを破壊し尽くす天空の猛威 ・突然の首都移転ーとまどう人々、荒廃する都 ・養和の飢饉ー飢えに苦しむ民衆、想像を絶する惨状 ・元暦の大地震ー何より恐ろしき地震、つづく余震、そして風化する記憶 ・無常の人の世ー生きにくい世に生きる ・若いころの不遇と五十の春 ・方丈の庵ー山中の独り住まい ・庵での生活ー四季折々の自然・気ままな暮らし ・男の子を友にし、野山に遊ぶ ・仮の庵もふるさとになり ・他人にたよらず、自分の手足を働かせる ・ただ、心の持ちかたしだいー執着心を捨てよ ・静かな暁に自問自答 第3部 『方丈記』に学ぶー不安な時代の心のありかたー ・不安な時代を生きる極意ーいま考える「無常」ということ ・執着を断つ!捨てる生きかた 付録 抄訳『発心集』

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