『女の子には恋するチャンスがいつでもやってくるーーー』 関西観光のバスガイドとして働く小山内萌（おさないもえ）が専属でガイドを頼まれたのは《アラビアンな王子様》!? 褐色の肌に、真っ白なカンドーラで身を包み、ゴトラを頭に巻き、まるで異国の美しさを体現しているようなのだが…。 「私は、ムスル国の第三王子サイード・ビン＝ラーシド・アール＝ヌアイミ。お前に私の案内役の任を授ける。光栄に思え。」 流暢な日本語での挨拶と超俺サマな態度に面食らってしまった萌に対して彼が出した提案は《庶民の生活が見てみたい》というモノ。 《庶民》という言葉にイラダチを感じつつ、お好み焼き屋を営む自分の家に招待することにするのが…。 ちょっとHでドキドキが連続の王子様との２泊３日専属バスツアー、果たして彼女の恋の行方は…!?

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