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感染症病理画像の芸術性を提示 アートとしての病理画像50 鑑別ポイントなど臨床に役立つ解説を収載
(2022/12/09)※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著者は生粋の診断病理医であり、これまでに数えきれないほどの病理診断を下してきた。とくに、感染症の病理診断に関しては、数少ない専門医と自負する。そんな中、しばしば貴重な経験をしてきた。それは、病理標本の美しさに魅せられる瞬間である。がん細胞も美しいが、感染症・病原体の美しさは格別で、まさに自然界のアートだと実感する。 病理標本は、組織標本にせよ細胞標本にせよ、固定してから染色される。そして、さまざまな色合いに染色された標本を、顕微鏡下に観察する。つまり、自然界の美の上に“染め物”の技法が加わったアート作品でもあると考えられるわけで、顕微鏡写真を撮影するときは、常にアート作品としての美を意識している。 本書は“感染症の病理”を代表する(と著者が思う)画像50枚(プラス表紙1枚)を、補助画像とともに提示している。病原体のアートとしての美しさを読者のみなさまと共有したいというのが本書の目的である。 一般の教科書とは異なり症例提示に一貫性がなく、思いついたように不規則に提示されていることを、とくに医療者の方々にはどうかお許しいただきたい。本書を感染症病理の教科書として利用するのではなく、一種のアート作品集としてみていただけることを心から願っている。
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