コミッカ
大村文敏

大村文敏

(1)
オオムラフミトシ
2025/06/23
この著者の新刊予報
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最新刊は2025年06月23日に発売されました
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最新刊

骨からのサイン、見逃していませんか? 「年のせい」と思っていたそのねこ背 実は骨の異常が原因かも!? 人は加齢とともにさまざまな疾患の発症リスクが高まりますが、なかには自覚症状がないまま進行し、検査を受けて気づいた時には取り返しのつかない状態になっている病気も少なくありません。その一つに「骨粗鬆症」があります。これは骨の密度や強度が低下し骨折のリスクが高まる疾患で、特に高齢者は骨折がきっかけで寝たきり状態になることもあるため、更なる健康リスクにさらされる恐れがあります。また著者によると、人間の骨量は男女とも40代半ば頃から徐々に減り始めるほか、骨粗鬆症は糖尿病や慢性腎臓病といった生活習慣病によっても進行するため、「まだ若いから大丈夫」と油断して、気づかぬうちに骨の強度が低下し、骨折のリスクが高くなっているケースも少なくないといいます。 骨粗鬆症の専門医として約40年にわたり診療に携わってきた著者は、骨粗鬆症は痛みなどの自覚症状がほとんどない一方で、実は発症のサインに気づくことは難しくないといいます。たとえば、加齢による変化だと思われがちな身長の縮みやねこ背は、骨粗鬆症による脊椎の圧迫骨折が原因となっている場合があるなど、見た目の変化は病気の進行を知らせる重要な手がかりであり、日常生活のなかで早期に異変を察知するヒントとなるのです。また近年では、病態に関する研究が非常に進んでおり、有効な予防法や治療法が確立されているほか骨を強くする新薬も開発されています。そのため、定期健診による早期発見と適切な治療によって、骨粗鬆症の進行を抑えたり予防したりすることは十分に可能な時代となっているといいます。 本書では、骨粗鬆症の初期症状や最新の治療法、予防のための生活習慣について、著者の40年にわたる臨床経験をもとに解説しています。ねこ背や身長の縮みといった発症サインの見分け方やセルフチェック、受診のタイミングに加え、骨を強くする運動や食事の工夫など日常生活で役立つ実践的な知識が満載です。 早期発見と適切な治療によって、生涯にわたって「健康な骨」を守るためのヒントが詰まった一冊です。

この著者の作品
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注目の新刊予報
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チェンソーマン

(藤本タツキ / 集英社)
チェンソーマン 21(2025年07月04日)
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きのう何食べた?

(よしながふみ / 講談社)
きのう何食べた?(24)(2025年06月23日)
次巻の発売日:2026年3月23日 ~ 2026年5月23日

月曜日のたわわ

(比村奇石 / 講談社)
月曜日のたわわ(13)(2025年06月30日)
次巻の発売日:10月30日 ~ 11月30日

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