青谷 優子
(2)最新刊
Over the Wall 心の翼で世界を見よう
(2024/07/16)※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界中を飛びまわるツバメのサミー。 彼には石巻に人間のヒロシという友達がいます。 石巻にはOver the Wallチームが作成した壁画のひとつがあり、その絵の中にいるクジラのウィニーから、サミーは世界中の壁画の中の友だちを紹介されます。 サミーは世界中を旅し、エクアドルではハチドリのタイニーと出会い、貧しさ故に罪を犯した悲しい囚人のエピソードを聞きます。 絵の中にある花の蜜を吸うことはできないけれど、その花々は、人々の心のなかに花を咲かせることができると伝えられます。 東ティモールでは、ワニのフェリックスと出会い、太陽の大切さ、太陽が人々に生命を与えていることを教わります。 命を守る象徴として、病院の壁に太陽が描かれていることを知りました。 次にサミーはウクライナへ飛びます。 そこにはカモメのキラがいて、ウクライナに伝わる昔話、旅人が落とした手袋の中でさまざまな動物たちが温まり、そのぬくもりが平和を作り出すという話を聞きます。 サミーは石巻に戻りウィニーと話します。 ウィニーから、石巻でもかつて大きな津波があったことを知らされ、自然も時に牙をむくことを知ります。 ヒロシはサミーから世界中の壁画の話を聞き、スケッチブックに花やハチドリやワニを描きます。 そこへ、ほかのツバメがやってきて、ウクライナで戦争が起こっていることを伝えます。 ウクライナの壁画は破損し、手袋の中の動物たちはいなくなったように見えます。 動物たちは途方に暮れ、ハチドリのタイニーはせめてものできることとして、ひとしずくの水を口に含み、戦火を消そうとします。 翼を持たないヒロシは自分には何もできない、と途方に暮れます。 しかしツバメのサミーがヒロシに投げかけた言葉とはーー。 【本シリーズの特色】 ・東京書籍の小学校英語教科書『NEW HORIZON Elementary』の編集委員が監修しています。 ・各巻の題材は、子どもたちにとって身近なもの・ことを扱っています。英語以外の教科との連携も意識されています。 ・QRコードから読み聞かせ音声を再生できます。(無料ストリーミング、ダウンロード可)