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ビジネス大学30分 キャリアデザイン
(2014/01/30)本格的なビジネス理論をセミナー形式で学ぶ【ビジネス大学30分シリーズ】 第12弾は「キャリアデザイン」 本書は普通の人に、その人なりに努力して歩んできたキャリアについて語ってもらったうえで、それを学術的な視点から分析し、キャリアデザインのためのヒントを見いだそうという趣旨である。 学説は、経営組織論や産業組織心理学におけるキャリア論を紹介している。 第1章では、キャリアデザインに関する基本的概念を学ぶ。 立ち止まってじっくり考えるときがキャリアの節目であり、節目にキャリアをデザインし、それ以外はむしろ流れに身を任せてドリフトしてみるという基本的コンセプトを解説している。 併せて、バウンダリーレス(境界線のない)キャリアとキャリアアンカー(自身の本質を象徴する、能力、動機、価値観を合わせたもの)の概念を説明している。 第2章では、8つのアンカーを詳しく解説し、過去を振り返って意味づけることの意義、周囲の期待に応えて貢献するキャリアサバイバルとそのエクササイズについて解説している。 こういう仕事がしたいという自分の内なる声に従って導出したアンカーを確認しながら、過去を振り返りつつ、将来に向かってサバイバルするという、キャリアデザインの実践方法について学ぶ。 第3章では、いろいろな苦難や悩みがあっても迷わずにしっかり歩いていく方策を学ぶ。 ドリフトしているときに突然訪れる偶然をつかみ取ること、手本となるロールモデルや相談にのってくれるメンターやキャリアカウンセラーを利用すること、 ワークライフバランス(仕事生活と私生活のバランスの取り方)、やりたい仕事の見つけ方を紹介している。 2人の筆者の分担は、概念の説明を月岡亮が、ケーススタディを田路則子が主に担当した。 筆者自身、キャリアデザインを実行しながらその難しさを感じるミドルエイジである。 筆者のキャリアが真っ直ぐなものではなく、ジグザグしていたことはケーススタディからご理解いただけると思う。 読者の方々も、ドリフトと節目のデザインを使い分けてメリハリをつけながら、キャリアの海を泳いでいただきたい。 【目次】 ●00 まえがき ●第1章 キャリアデザインとは 1 キャリアデザインとは何か 【ケース】マサチューセッツ工科大学 エドガー教授 2 キャリアデザインの必要性 【ケース】主婦からベンチャー企業のマネージャーへ 【ケース】金融業からシンクタンクへ 3 キャリアを考える視点 【ケース】所属する組織で理想的な仕事に就けないとき 4 仕事生活とキャリアデザイン 【ケース】仲間由紀恵の平坦ではない道のり ●第2章 キャリアをデザインする 5 キャリアアンカー 【ケース】ITベンチャーからNPO法人の運営に転身を遂げた駒崎弘樹 6 過去を振り返る 【ケース】結果が出ない日々。試行錯誤を経てたどり着いた考え方 7 キャリアサバイバル 【ケース】ミドルエイジまではひたすら研究開発 8 職務と役割の分析 【ケース】節目をプラスに転じるには ●第3章 キャリアデザインの旅 1 偶然を自分のものにする 【ケース】著者に大きな影響を与えた偶然の出来事 2 キャリアのサポーター 【ケース】専業主婦からの再スタート。成功の背景にあったメンターの存在。 3 ワークライフバランス 【ケース】ワークライフバランスを実践するための重要ポイント 4 何のために働くのか 【ケース】仕事は「生きる」ことと重なり合っている 著者 田路 則子 月岡 亮