上野貴子
(7)最新刊
基礎からわかる はじめての俳句 上達のポイント 増補改訂版
(2024/07/19)※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 **★ 実例や添削ですぐに使える。 ★ 感じたままに詠める「作句のコツ」を 入門から実践まで、やさしく解説します。 ◇◆◇ 著者からのコメント ◇◆◇** 私と俳句との出会いは、ある日突然やって来ました。 それは今から二十年以上前の出来事です。 偶然自動販売機でお茶を買ったことから始まります。 そのときおつりを取ろうとした瞬間に、 伊藤園の俳句大賞の募集ハガキが目に入り、 これ出してみようと思い応募したところ、 それが奨励賞に入り、 これは勉強してみようという想いになり、 ここまで俳句の面白さに魅了されてしまったのです。 始めるきっかけはまさしく偶然でした。 誰にでも、そんな偶然の出会いってありますよね。 この本は「おしゃべり俳句レッスン」という テキスト本をもとにして、 その改訂版のつもりで書き上げました。 この一冊であなたも俳句が詠めるようになります。 俳句は日本独特の分野ですので、 言葉の使いかたや選びかたなど、 さまざまな日本語の源となっていると思います。 ついつい忘れてしまっている日本語の美しさを、 俳句を通して、 ひとりでも多くのかたにわかって頂けたら幸いです。 普段はどうしたら俳句に触れることができるか わからずにいる初心者のかたにもわかりやすい説明で まとめてあります。 日本語の美しさを俳句を通して、是非とも、 かけがえのないあなたの人生の大切な心の 宝物となるに違いありません。 **上野 貴子 ◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇ ☆ 第一章 俳句とは <俳句とは何か>** * 俳句は数秒間のドラマです * 俳句は心のスケッチです 表現は具体的にしましょう * 俳句の歴史を知りましょう * 四季折々の移ろいを詠みましょう * 物語の持つシチュエーションを 上手に表現しましょう ・・・など ☆ 第二章 俳句のルールをおさえて詠みましょう <俳句のルール> * 字余り・字足らずは避けるのが基本です * 句またがりはリズム感を大事にしましょう * 作句するときは季語を入れましょう <俳句の表記> * 口語と文語を使い分けましょう * 俳句に新しい表現を取り入れてみましょう ・・・など ☆ 第三章 俳句を詠む <俳句の作り手順> * 素材集め 発想が広がり想像しやすい素材を選ぼう * 伝えたいことは何かを考える 素材に伝えたい想いをたくす * 言葉選びをする 作者の想いが表現できる言葉を選ぶ <TPOに合わせた作句のポイント> * 花 花を詠む場合は季語を正しく使いましょう * 鳥 鳥を詠むときは季語に含まれているかを 確認しましょう * 風 さまざまな風の呼び名を使い分けましょう * 月 どの季節の月かわかる句にしましょう * 天候 季語になっている天候か調べて使いましょう * 山 山を詠むときは山の変化に着目しましょう * 海 海の移ろいに注目して詠んでみましょう * 乗り物 乗り物の動きや人の場所を表現しましょう * 誕生日 誕生日は詠む相手への想いを込めましょう ・・・など ☆ 第四章 上達するための楽しい習慣づくり <俳句日記を書きましょう> * 俳句日記とは 俳句日記は日常に新たな発見を導きます * 俳句日記書きかたのコツとは 行動の描写よりも想いを書きましょう <吟行に出かけましょう> * 吟行とは 「吟行」に出かけましょう <さまざまな句会に出て楽しく力試し&実力UP> * 俳句とは 発表した俳句を批評し合う句会は 実力がUPする機会です * 句会で評価されるコツ わかりやすい言葉とその場に合った 季語の選択が句会で評価されるコツです ・・・など ☆ 第五章 季語一覧 ※ 本書は2020年発行の 『基礎からわかる はじめての俳句 上達のポイント 新版』 の内容に作例と添削例を追加し、 加筆・修正を行った増補改訂版です。