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中世後期のドイツ民間信仰 伝説〔ザーゲ〕の歴史民俗学
(2025/01/20)西暦1500年前後は、農民的文化と市民的文化が相克する時代であり、重大かつ決定的な変化が起きた時代である。伝説に登場する表象、動物のデーモン、巨人、森に棲む怪人、家精、元素の精などは、興隆する市民の文化の影響を受けて大きく変化する。本書は、伝説を史料として民衆の俗信の変化、表象の変容を、歴史民俗学、精神史や民衆史の観点から描き出した画期的試みである。 [目次] はじめに 7 動物のデーモン 17 狼 17 竜 24 バシリスク 45 滅びゆくものたち 51 巨人 52 テュルスト 63 ローカルデーモン 68 リューベツァール 83 野人たち 93 森の野人たちとその罪深い欲望 104 古い森のゾッとする美女 108 荒猟師と憤激する軍勢 119 木に棲む女 133 ホレとホレおばさん 133 糸紡ぎ部屋の女たち 140 ペルヒト 144 ビルヴィス女 151 異教の乙女とジビレ 157 鬼神説 165 トリテミウス 167 ピクトリウス 172 アグリッパ・フォン・ネッテスハイム 175 山の精 179 ファンガ 179 チーズ小屋の小人 189 元素の精 193 家精コーボルト 194 ドラク 208 水の精 213 メルジーネ 221 取り替え子 225 海の怪物とセイレン 235 燃える男またはツュスラー 239 揺さぶり小女 250 地中の小人 257 ヴァーレ人たち 273 結び 277 訳者あとがき 281 出典および参考文献 XXVIII 妖精名索引 XVIII 地名索引 VIII 人名索引 I