既刊の同名の随想集二冊を整理して一冊にまとめた町歩きエッセイです。「ふるさとあの町この村」「東京の地図から」「ところどころの日本」「海の向こうのところどころ」の四編から構成され、著者本人が描いたのスケッチが添えられています。昭和五十年代に書かれたものが中心。今でも残る風景を思い浮かべたり、失われてしまった風景を想像したりしながら楽しむことができます。

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