コミッカ
荻島祐輝

荻島祐輝

(1)
オギシマユウキ
2023/11/30
この著者の新刊予報
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最新刊は2023年11月30日に発売されました
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最新刊

コロナ禍で浮き彫りになった 業界の課題と葬儀のあるべき姿 最期のお別れだけはさせてあげたいーー。 同業者がコロナ感染者の葬儀を拒否するなか、 著者が目指した「葬儀のニューノーマル」とは ------------------------------------------------------ 愛する家族が亡くなったら、最期のお別れをしてその死を悼むーーそんな当たり前のことができなくなった時期がありました。 新型コロナウイルス感染症は、多くの人の命だけでなく、葬儀の機会までも奪ったのです。 コロナ禍当初、多くの人々が経験のない事態への対応を迷い、不確かな情報に戸惑うなか、一つの象徴的な出来事が起こりました。2020年3月、タレントの志村けんさんがコロナ感染による肺炎で亡くなったのです。そして、その後の火葬までの過程を知り、長年葬儀業に携わってきた著者は衝撃を受けたと言います。 家族は遺体と対面できず、遺体は病院から火葬場に直行しました。さらに火葬場では、防護服を着た職員だけが立ち会い、遺骨を兄の知之さんが受け取ったのは自宅横の駐車場です。 長年にわたり親しまれてきた有名人ですから、本来であれば多くの人に囲まれて最期のお別れが行われたはずなのに、本当に必要最低限の「処理」が行われただけという状況でした。そして、コロナ感染者の遺体は火葬場に直行するというのが当然の処置として行われるようになっていきました。 当時、葬儀会社の副社長を務めていた著者は、自社を含むほとんどの葬儀会社がコロナ感染者の葬儀を執り行わない方針を打ち出すなか、こんなときだからこそ遺族のためにできることを考えるべきだと使命感に燃えていたといいます。そして正しい知識に基づいて対策を講じたうえであれば安全な葬儀を行うことはできると考え、たとえ会社としてすべての依頼を受け付けることは難しいとしても、なんとか従来のような葬儀ができないかと可能性を探りました。しかし社内での理解は得られず、葬儀を挙げたいのにできずにいる「葬儀難民」を救いたいという想いで辞任を決意し、2021年1月に独立しました。 独立した初月からコロナ感染者の葬儀の依頼が10件あり、そのすべてに対応した著者は、以降、数多くの遺族の想いと向き合ってきたといいます。一件一件、遺体感染管理士としての専門知識に基づいて丁寧に対応し、二次感染者を出すことなく、いくつもの「コロナ葬」を執り行ってきました。 この本では、著者がコロナ禍で葬儀を執り行ってきた経緯に加え、その取り組みを通して考え続けた葬儀の本質や意義を明らかにします。新型コロナが2類から5類になり、葬儀も元の形を取り戻しているなか、改めて葬儀のあるべき姿を考えてみるきっかけとなる一冊です。

この著者の作品
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ドラフトキング

(クロマツテツロウ / 集英社)
ドラフトキング 20(2024年11月19日)
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ブルーロック

(金城宗幸/ノ村優介 / 講談社)
ブルーロック(31)(2024年10月17日)
次巻の発売日:12月17日 ~ 2025年1月17日

Re:ゼロから始める異世界生活 第四章 聖域と強欲の魔女

(花鶏 ハルノ/相川 有/長月 達平/大塚 真一郎 / KADOKAWA)
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