コミッカ
酒井邦嘉

酒井邦嘉

(2)
サカイクニヨシ
2022/09/27
この著者の新刊予報
新刊は2028年1月27日ごろに発売されそうです!
最新刊は2022年09月27日に発売されました
通常、64ヶ月ごとに発売されています
(著者の新刊予報は大きくずれる可能性があります)
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最新刊

日本では英語教育への関心が高いのに、英語に苦手意識を持っている人は多いだろう。世界的に見て、日本の英語力は112の国と地域の中で78位(EFエデュケーション・ファースト社調査、2021年)という結果が出ている。しかも「非常に高い、高い、標準的、低い、非常に低い」の5つのランクのうち、これは下から2番目の「低い」に相当する。言語脳科学者の著者は、「何年も英語を勉強したのに、どうして話せるようにならないのですか?」という相談を多方面から受けるという。もし、「英語がうまく話せない」ということが日本の多くの人に共通した「自然現象」ならば、きっと何か理由があるに違いない。科学的に分析するには、まずその原因を徹底的に突き止め、次にその対策を練ればよい。「まず、『英語を勉強する』という考えをやめましょう」と著者は提言する。日本でも海外でも英語が「教科」になっているが、実は他の科目とは根本的に違う。英語圏なら子どもも話す言葉なのだから、誰でも話せないとおかしい。たくさんの単語を覚えたりする記憶力や、話の筋道を組み立てる論理的な思考力などは、日本語や英語を話す力とは全く別の能力で、「認知能力」である。「言語」という生得的な能力は、後天的な学習による認知能力とは全く別物なのだ。何千、何万という単語を覚えても、文の作り方を知らなければほとんど話せない。単語は必要なものを少しずつ覚えていけばよい。文の作り方さえ覚えてしまえば、知っているいくつかの単語を組み合わせて話せるようになる。まずは、自分が関心のある文の表現から覚えていけば大丈夫だと著者は述べ、科学的に英語を習得する方法を具体的に提案している。最後に言語脳科学の視点から、英語を脳で「聞く、読む、話す、書く」コツを伝授する。 ●日本固有の問題点を克服しよう! ●語順は脳が決めている!? ●すべての言語に共通の「普遍文法」とは? ●英文法が身につかない三つの科学的理由 ●脳には「文法」を操る場所がある ●人間の脳は多言語にデザインされている ●何度聞いても飽きないものを見つける 【PHP研究所】

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