
相原秀哉
(2)最新刊
結果を出す組織は、どんな会議をしているのか?
(2024/05/09)■最短の時間、最小限の労力で会議の成果を最大化する本 会社において「最も大切な業務」は何だと思いますか? それは「会議」です。 なぜなら、会議における意思決定の内容・質が会社の業績を決めるからです だからこそ、参加者の時間・労力・人件費という貴重なリソースを会議に投じるのです しかし、多くの会社では、会議の重要性が認識されておらず、残念な会議がはびこっています 「みんなが自分の言いたいことを言い合うだけで会議の体をなしていない!」 「話が盛り上がったのはいいが、結局何も決まっていない」 「論点が噛み合わず、しょっちゅう紛糾してしまい結論が出ない!」 こうしたことを防ぎ、会議を成果につなげる、 つまり、業績向上につながる意思決定をする場として正しく機能させるための方法を解説したのが本書です。 ■業績向上につながる「正しい会議のやり方」を完全解説! 著者の相原秀哉さんは、20年以上にわたりコンサルタントとして、 さまざまな会社の3000以上の会議をサポートしてきました。 その中で相原さんが気づいたことは、いくら優秀な人材がそろっていても、 正しい方法で会議を運営しないと成果は出ない、ということでした。 スポーツでいえば、いくら優れた選手がそろっていても戦略・戦術がないと試合に勝てないということです。 相原さんは、数々のクライアントの会議に参加する中で、 すなわち会議の目的を達成して成果を出す確率を上げるためのメソッドを編み出しました。 ■「残念な会議」を「価値を生む会議」に変えるには次の3つを徹底させる必要があります。 1始まる前に半分終わらせておく 2議論をリアルタイムで可視化する 3フレームワークを使って議論をコントロールする それぞれ簡単に説明します 「1始まる前に半分終わらせておく」は、一言でいうと 入念に準備することで議論に集中できるようにするということです。 テーマ、ゴール、議論の進め方、参加者の選定など、事前準備を万端にしてうまくゆく確率を徹底的に高めるのです。 「2議論をリアルタイムで可視化する」は、ホワイトボードやPC画面上で、 発言をリアルタイムで要約・可視化することで論点の違いや論理構造を明確にするということです。 これにより、参加者全員が会議内容を理解・共有できます。また、会議後にわざわざ議事録を作成・共有する手間も省けます。 「3フレームワークを使って議論をコントロールする」は、参加者の発言をPEST、SWOT、ロジックツリーなどの 基本的なフレームワークに当てはめ、それをリアルタイムに可視化することです。 こにより、論点や論理構造が明確になり、「何をすべきか、決めるべきか」に集中することができます。 このほかにも、本書では、議論の停滞を突破するための テクニックや多数決によらず意思決定の質を高める方法なども解説しています。 「自社のダメダメな会議を変えたい」「会議の意思決定のスピードと質を上げたい」という経営者、 ビジネスパーソンの皆さまは、ぜひ本書をお読みいただき、お仕事に役立てていただけたらと思います。