
読売新聞社
(19)最新刊
英字紙「The Japan News」に掲載した読売新聞の社説とその英訳を収めたシリーズ。2025年1〜3月に掲載された170本余の社説から45本を採録した。戦後80年という節目の年に世界と日本の進路を大所高所から論ずる恒例の元日社説や国際、内政、経済に関する拡大版社説のほか、1月のトランプ米大統領就任、2月の日米首脳会談を受けた拡大版社説も収録。日米間の重要な懸案事項である自動車関税、USスチール買収といったテーマに関する社説も掲載し、事実経過や英語表現を押さえることができる。経済関係では、ホンダ・日産経営統合破談、セブン&アイHD社長交代等のテーマをカバーしたほか、イチロー氏米野球殿堂入り、皇位継承論議、旧統一教会への解散命令といったニュースや東京大空襲80年、地下鉄サリン事件30年といった歴史の節目を迎えた出来事をめぐる社説も掲載している。2024年の訪日客数が過去最高を更新したニュースを受けた社説や、文化庁による日本遺産の認定に関する社説は海外からの観光客と英語で会話する際の話題づくりなどに役立ちそうだ。 目次 PREFACE/はじめに (1)Now is the time to rebuild peace and democracy Japan should take the lead with principle of cooperation 平和と民主主義を立て直す時 協調の理念掲げ日本が先頭に (2)An increasingly dangerous world How should 2 wars be brought to an end? 危うさ増す世界 二つの戦争どう終わらせるか (3)U.S. Steel Decision to block buyout opens door to problems in Japan-U.S. relations USスチール 日米関係に禍根残す買収阻止 (4)Challenges for Ishiba administration Populism too prevalent to be ignored 石破政権の課題 ポピュリズム横行が目に余る など全45本の社説を収録