高山恵子
(19)最新刊
親子で話そう!性のこと
(2024/06/26)子どもに性教育をしたいけれど、恥ずかしく、照れもあるし、どうしたらいいかわからない…性教育の入口でとまどっている親や子育てにかかわるみなさんへ。 性教育は人権教育。臨床心理士と子ども・保護者・教職員などに向け、年間約80講座を実施する性教育のプロが伝授! ◆まず、親子で確認しておきたいこと なぜ、3歳から性教育? 性被害を認識できず、周りに伝えることが難しい幼児。性暴力の意外な真実として、小さい子も、男の子も女の子も被害にあう、知人が加害者である場合も。そのため、どんなこともオープンに話せる関係を築くことが、性教育のスタート。幼児期の親子関係作りが大切なわけを、性教育と関連づけて解説。 ◆子どもからの質問にどう答える? 「赤ちゃんはどこから生まれるの?」「おちんちんがピン!ってなるのはなんで?」「なんで、ママのおっぱいは大きいの?」「赤ちゃんは、どうやってできるの?」…など、性や性行為に関連することは、どう伝えていいか戸惑うもの。子どもにわかりやすく、そのまま伝えられるアンサー例を取り上げる。 ◆子どもの「性」にまつわる悩み・疑問 「性器いじりにはどう対応したらいい?」「子どもとキスしちゃダメ?」「男の子同士で性器を見せ合っていたらどうしたらいい?」「性器を触られたと子どもが言ってきた」「子どものおしりをふくのはいつまで?」…など、ママ友や周囲に相談しづらい内容や、「外出先で、子どもが1人でトイレに行っても大丈夫?」といった、施設での性被害(男女)を防ぐためのアドバイスなど。 ◆少し先を生きる子どもたちの姿から 小学校高学年、中学生、高校生の、「自撮り写真をネットにアップし、知り合った人に裸の写真を送ってしまう」「『NO』が言えず、避妊なしの性行為を繰り返してしまう」「自分の性に違和感があり、部屋にひきこもる」など、具体的な事例を解説。 ◆巻末に「じぶんの からだを たいせつに する えほん」つき(8p、オールカラー) 自分の体は自分のもの、性器の名称や洗い方など、かわいいイラストとわかりやすい図解で、親子で一緒に見て理解できる。