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金継ぎ上達レッスン 新装改訂版 自分らしく器を繕う
(2025/09/02)※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 **★ 伝統の漆技法をもとに、 大切な品を美しくよみがえらせる ★ 小さな欠けこそ丁寧に ★ 基本と応用の修繕をステップごとに わかりやすく解説 ◇◆◇ 監修者からのコメント ◇◆◇** 『漆』という素材に魅了され、 私は仕事をしています。 金継ぎとは「ただ割れた器を繕い、 金色に仕上げることではない」と思っています。 割れてしまった器を愛おしむ気持ち、 器を割ってしまった人をいたわる思い、 その器にまつわる様々なエピソードが 漆で繕われた傷跡に刻まれていると思うと、 傷を知らないまっさらな状態よりも美しく見えます。 それこそが金継ぎの魅力なのだと思います。 古来より私たちの生活に溶け込んでいた漆は、 知れば知るほどその美しさと堅牢さと、 万能な素材であることに驚くことと思います。 その「漆で繕う」ということは、 時間のかかる作業でもありますので、 初めはその扱いに戸惑うこともあるでしょう。 しかし、スピードや手軽さが重視される この時代だからこそ、 季節や気温や湿度を感じながら、 ゆったりと器に向き合い繕うことの豊かさを 実感できると思います。 そして、一度止まってしまった器と人との時間が、 自分の手によって再び動き出す喜びを 感じていただければ幸いです。 **「モノ継ぎ」持永 かおり ◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇ ☆ PART1 金継ぎで使う道具と材料の準備** *破損状態の確認 器の破損状態に合わせた修繕方法を選ぶ *繕いの準備 修繕前にクリーニングと下処理をする *基本の修繕 道具と材料 繕いの道具と材料を選ぶ ・・・など ☆ PART2 小さな欠けを繕う <陶器の欠け> *織部釉小鉢 口縁の小さな欠けを丁寧に繕う *外焼締ボウル 釉薬のかかっていない器はマスキングをする <磁器の欠け>* 白磁ドレープカップ 希釈生漆を塗ってから錆付けする ・・・など ☆ PART3 ヒビを繕う *磁器のヒビ 白磁カップ *ヒビの上に漆を置いて染み込ませる *いろいろなヒビ紹介 *偶然に生まれたヒビの美しさを感じながら修繕する ・・・など ☆ PART4 割れを繕う <磁器の割れ> *織部釉フィンカップ 麦漆を塗ったら湿気を取り込んで接着する *染付飯茶碗 破片を仮組みしてから麦漆で接着する <陶器の割れ> *鉄釉すり鉢 収まりの悪い破片はエッジをやすりで削る ・・・など ☆ PART5 難易度の高い破損を繕う <陶器の大きな欠け> *織部釉小鉢 強度の高い刻苧漆で大きな欠けを造形する <陶器の複雑な割れ> *白釉マグカップ 取っ手の接着部分に麻糸を巻きつけて補強する *白粉引き手付きポット 粗い土の器は素地に漆が逃げないようにする ・・・など ※本書は2020年11月発行の 『繕うワザを磨く! 金継ぎ上達レッスン 新版』 の内容を確認のうえ、加筆修正・再編集し、 書名・装丁を変更してあらたに発行しています。