最新刊
大学出版部
(2021/06/11)※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本の読者対象としてつぎの人々を考えるよう求められた。 一、現在、学術出版の世界に働いている人々や将来そこで働きたいと考えている人々。 二、学者- 大学出版部から自分の本を出版したり、大学出版部における企画決定のプロセスに助言者としての役割を果たす学者たち。 三、大学の管理者層- 大学出版部を育成すべき立場にあるが、必ずしもつねにその責任をはっきり認識しているとはいえない。 四、出版部に助成金を出す財団・個人・機関出版部にとってもっとも大事な栄養というべき助成金を支給する立場にある。 五、その他、大学の一部門としても、出版産業の一部門としても大変小さくはあるが、不可欠の存在であるこの大学出版部がもっている新しい意義を理解しているすべての人々ーーたとえば図書館長、小売書店主、商業出版社、批評家およびアメリカの書籍出版界を代表するその他の人々。 大学出版部とはなにか、それはいかに運営されているか、その過去はどうであり、これからどうなるであろうかを本書は物語っている。しかもそれをきわめて簡潔巧妙、その上読みやすい形で物語っているのである。 目次 日本語版への序 序 第一章 科学の発展と学術出版 一 めざましい拡大/ 盛んな海外需要/ ひろがった企画活動/二 「専門的知識」の時代/三 学術出版の現代的意味/四 大学出版部でなければ出版できない本 第二章 大学出版部の歴史 一 先駆者/二 五世紀の教訓/三 アメリカにおける出発/四 イギリス型とアメリカ型/五 一九〇〇年以前の動き/六 押し寄せる第二の波/七 知的社会における市民権を/八 各出版部はいかに成長するか/九 大学出版部間の協力 第三章 大学出版部の業務ーー編集・製作・販売・経理ーー 一 出版部存立の基礎ーー出版の可能性・組織・資金/二 出版企画・企画編集・企画の決定/三 原稿編集/四 デザインと製作/五 販売/六 在庫管理と発送/七 経理/八 学術雑誌 第四章 読者への道 一 宣伝計画/二 カタログクS ・B ・A (協会の共同宣伝誌)/三 書評、新刊紹介記事、一般報道、書店業界ニュース/四 小売書店への販売/五 ペーパーバックの販売/六 広告/七 ダイレクトメール/八 関連学会での展示/九 副次的な読者への販売/ 一○ 図書館への販売/ 一一 外国への販売/ 一二 既刊本の販売 第五章 学術出版の経済学 一 個別企画の経済学/二 出版部の経済学/三 理想と現実 第六章 著者と出版部 一 一冊の本ができるまで/二 エレクトロニクス時代と未来の本づくり 参考文献 訳者あとがき