
稲生 平太郎
(3)最新刊
何かが空を飛んでいる
(2024/07/12)UFO現象や神秘体験を明快に論じた奇跡的名著がついに復刊! あわせて西洋近代オカルティズム略史、ジョン・ディーの精霊召喚、ナチズムとオカルト、柳田國男・南方熊楠の山人論争など、他界に魅せられし人々の、影の水脈をたどるオカルティズム・民俗学エッセイ・評論を一挙集成。 自序 第一部 何かが空を飛んでいる まえがき 1 私は前科者である 2 踊る一寸法師 3 小人たちがこわいので 4 虐げられた人々 5 セックスと針とフライング・ソーサー 6 私を涅槃に連れてって 7 空飛ぶレイシズム 8 妄執の格納庫18 9 陰謀の泉 10 キャデラックの中の三人男 11 黒い哄笑 12 空を飛んでいるのは何か? 13 光に目が眩んで あとがき 附録 泥の海ーーあるいは円盤文献瞥見 * 「純」円盤映画を求めて 不思議なセルロイドーー怪奇幻想映画オールナイト全五夜 第二部 影の水脈 影の水脈ーー西洋近代オカルティズム略史 シオンの顕現ーーアーサー・マッケンと〈オカルト〉 天の影ーーチャールズ・ウィリアムズの場合 想像力という「呪い」ーーシャーロット・ブロンテ「ヴィレット」 異界の言葉ーーテオドール・フルールノワ「インドから火星へ」 地底への旅ーーカフトン=ミンケル「地下世界」 ログフォゴあるいは『岩の書』ーーリチャード・シェイヴァーについてのノート 水晶の中の幻影ーージョン・ディーの精霊召喚作業 物語としての同祖論の《起源》 妄想の時空ーー木村鷹太郎とウィリアム・カミング・ボーモント 獣人と神人の混淆ーーアドルフ・ランツとフェルキッシュ・オカルティズム ヒトラー、ナチズム、オカルティズム 第三部 他界に魅せられし人々 他界に魅せられし人々ーー 『妖精の誘惑』のためのノート 夢と光り物ーーアナ・キングズフォード、佐々木喜善、泉鏡花 「心界幽玄」のことーー南方熊楠とフレデリック・マイアーズ 先住異民族の「残存」ーー南方熊楠、柳田國男の山人論争における隠された文脈 牛涎的博士ーー坪井正五郎をめぐって 家に憑くーー『四谷雑談』 平田翁の「夏休み」ーー『稲生物怪録』をめぐって 後記 索引