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小児科医が伝えたい言葉の遅れが改善する方法
(2022/10/17)※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書の著者は小児科医として40年以上、「子どもの言葉の遅れの問題」と向き合ってきました。 YouTube上で投稿した著者の動画はこれまでの再生回数が12万回を超え、 相談のメールは年間200通以上にもなり、 これまで5,000人以上の親子の相談を受けてきました。 多くの親御さんが、「言葉が出ない」「目が合わない」お子さんを心配し、 どうしたらいいかと悩みを抱えている現実があります。 この問題の原因として、テレビやスマートフォンなど電子メディアの長時間の視聴により コミュニケーション能力が育たない、あるいは障害されてしまっていると著者は分析し、 解決策としてこれらのメディアの視聴をすぐにやめ、保護者が子どもと触れ合う生活を取り戻すことで 状態が改善していくと著者は主張しています。 相談を寄せる多くの親に対して著者がアドバイスしていることとして、 子どものコミュニケーション能力を育むことのできる時期は限られているということ、 そして子どもの一生のうちの貴重なその時期を大事に考えてほしいということがあります。 赤ちゃんに話しかける、一緒に遊ぶ、外に出て走る、自然に触れる、 そして、「お花がきれいだね」と感動する。こうした五感や共感力を育む育児が豊かな感情を育て、 たくさんの言葉を生み出します。 今、「うちの子はなかなか言葉が出ない」という親御さんも、時間はかかるかもしれませんが、 五感を育む育児に取り組むと、きっとお子さんは変わっていきます。 それを信じて、この本を読み進めていただければ幸いです。