コミッカ
齋藤博伸

齋藤博伸

(2)
サイトウヒロノブ
2024/07/31
この著者の新刊予報
新刊は10月31日ごろに発売されそうです!
最新刊は2024年07月31日に発売されました
通常、15ヶ月ごとに発売されています
(著者の新刊予報は大きくずれる可能性があります)
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最新刊

榛東村立榛東中学校の先生方は、どのようにして自らの「授業観」「学習観」をパラダイムシフトし、学習者主体の授業をつくりあげていったのか! その鍵を握るのは、「教科の垣根を越えて、授業を見合い磨き合う授業研究」「子どもの学びに学ぶ授業研究」にある! 本書の概要 1教師の意図と子どもの学びは必ずしも一致しない。 2子どもの学びに授業デザインのヒントがある。 3対話から学ぶ力は誰にでもある。 榛東中学校はこの3点にフォーカスし、教科の垣根を越えて、授業を見合い磨き合う授業改革を進めてきました。その過程で授業中の子どもの発話はもちろんのこと、微妙な表情の変化や姿勢などにも着目して学びを多面的に捉えて語り合う「子どもの学びに学ぶ授業研究」を実現し、どの先生も学習者主体の授業をつくるに至っています。本書では、榛東中学校における授業改革のプロセスと具体の方法を紹介します。 本書からわかること 授業改革の道筋がわかる 榛東中学校で取り組んできた授業改革は平坦な道ではありません。最初に立ちはだかった壁は、習得型の「授業観」「生徒観」でした。 授業改革と教師の意識改革はコインの裏表。しかし、どれだけ正論であったとしても、人は容易に自分の意識を変えようとはしません。先生方一人一人が「活用・探究型の授業はおもしろそうだ」「教科の垣根を越えて共に学ぶことは楽しい」と思えるようになってはじめて、段々と変わっていくものです。本書では、その道筋をつまびらかにします。 学習者主体の授業を行うために必要なことがわかる 授業が学習者主体となるために、大前提として欠かせないことがあります。それは、「子どもがもっている力を信じて任せる」ことです。しかし、これがむずかしい。どうしても「下手に任せて何か問題が起きたらどうしよう」といった不安感が先に立つからです。そのため、教師は自分が先頭に立って、子どもたちを引っ張っていこうとします。しかし、それでは学習者主体の授業をつくることはできません。 そのような中、榛東中学校では、企画から運営まですべてを子どもたちに任せる体育大会にチャレンジします。その過程で、先生方は「子どもたちはこんなにもすごい力をもっていたのか」と驚き、子どもたちは「(先生方がサポートしてくれれば)今まで考えたこともなかったようなすごいことを、自分たちの力で成し遂げられる」と自分たちがもつ可能性に気づきます。こうした変化が、学習者主体の授業づくりに向かう大きなきっかけとなりました。 本書では、教師がサポート役にまわり、子どもの学びに伴走できるようになる土台づくりについて紹介します。 「授業を改革するとはどういうことか」「授業改革の先にはどのような可能性があるのか」がわかる 榛東中学校の授業改革は、青木芳弘校長(当時)が旗振り役となり、先生方が一丸となって成し遂げたものですが、その改革を支えてきたのが嶋野道弘先生(元文教大学教授、元文部科学省主任視学官)と、齋藤博伸先生(文部科学省教科調査官)です。 そこで序章と第1章では嶋野先生が「授業を改革するとはどういうことか」を明らかにし、終章では齋藤先生が「授業改革の先にどのような可能性があるのか」について論じます。

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