門 昌央
(7)最新刊
土壇場を切り抜けるワルの法則
(2013/03/01)ワル=人生の達人が教える、究極のサバイバル術 ワルは、土壇場の逃げ方を知っている。 「電車の中で痴漢と間違われて逮捕された」「酒の席で上司を殴ってしまった」あなたの人生を破滅に導きかねない土壇場をいかにして切り抜けるか、その答えがここにある! 私たちは、平穏無事と思われる毎日の暮らしの中で、突然、災難やトラブルに見舞われ、それまでの信用や生活を一瞬にして失うことがあります。たとえば、電車の中で痴漢と間違われ逮捕されたり、街でヤクザにからまれて大怪我を負わされたり、女房に浮気がばれたりといったことなどです。職場での人間関係のトラブルで、土壇場を経験した人間も少なくないでしょう。 こうした危機的状況=土壇場をいかに切り抜けるかは、我々の人生を左右する大きな問題です。危機的な状況に対して、真っ正直な対応をしようとすることで、かえって事態を悪化させ、より困難な状況に自分を追い込んでしまう人も多いと思われます。 現代の土壇場を切り抜けるためには、これまでの常識や世界観を捨て、まったく新しい視点から、事態に対処することが必要です。 本書は、私たちが職場、家庭、公衆で体験する可能性のある、人生の危機的状況(土壇場)を、いかに切り抜けたらよいか、そのノーハウ(対応策)を、著者独自の視点(ワルの知恵=哲学)から、時に辛辣に、時にユーモラスに提示。 実際に土壇場に追い込まれて悩んでいる人から、固定観念にとらわれない新たな発想を知りたい人まで、たくさんの読者に読んでいただきたい1冊です。 第1章 人生、いたる所に土壇場あり 第2章 会社で土壇場 上司の悪口を言っていたら、当の本人がそばに来た もののはずみで会社を辞めると言ってしまった 酒席で上司を殴ってしまった ほか 第3章 取引先で土壇場 大事な契約に遅刻しそうだ 初対面の人との待ち合わせ、携帯電話を忘れてしまった ダブルブッキングに気がついた。ドタキャンせざるを得ない 約束の時間に相手が遅れてきた ほか 第4章 暮らしの中の土壇場 痴漢に間違われ、逮捕されそうになった 通勤電車、女性が痴漢の被害に遭っているのを発見した ほか 第5章 欲望の果てに、土壇場 フーゾク店で遊んでいて、警察の手入れが入った ラブホで火事が起きた ほか ●門 昌央(かど・あきお) 作家。大学卒業後、ホテルマン、業界誌記者などを経て独立。豊富な人生経験から得た視点で、広範な分野の取材を続け、ビジネス誌などを中心に活動している。著書には『ワルの知恵本』(河出書房新社)、『「潔い人」と言われる生き方』(河出夢新書)、『Aさんは思わず絶句した!』(リベラルタイム出版)など多数。