
川崎 昌平
(37)最新刊
文とむきあう 相手に「伝わる力」が身につく文章の教科書
(2025/06/19)文章を書く上で最も難しいのは、自分の文章の間違いを自分で見つけること。 作家、講師、編集者と20年の執筆経験を持つ著者が、「書き直す力」の技術と心構えを伝授。 あらゆる文章の質を高める方法を解説します。 「間違い」を引き受けろ。「正しい」「正しくない」を超えて、 「ほんとうに言いたかった言葉」に出逢うためのレッスン 大西寿男(校正者) 自分の主観を客観できる技術を身につければ、 よい文章が書けることを教えてくれる画期的な本 福岡伸一(『生物と無生物のあいだ』著者) 【本書「はじめに」より】 本書の目的はたったひとつです。 文章を書くすべての人々に向けて、「自分で文章を校正する」ための技術や考え方を伝えること。 それを手にすれば、文章の質が上がることはもとより、文章を書くこと自体が、とても楽しくなります。 なぜならば、書いた文章を自分で読み返す精度を上げれば、他の誰でもない、 自分自身が、自分の文章の最初の読者として、その価値を味わえるようになるからです。 本書を読んでくださった方が、明日以降、勇気を抱き、自信を持って自分の文章を書き、 かつ読み返せるようになってくれたら、これほど嬉しいことはありません。 そのための材料を、私なりに、懸命に皆さんに伝えたいと思います。 【目次】 はじめに 第一章 自分で校正をしたほうがよい三つの理由 第二章 自分で校正をするための基礎理論1/疑って読む 第三章 自分で校正をするための基礎理論2/肉体を思い起こす 第四章 自分で校正をするための基礎技術1/文法と日本語の変化 第五章 自分で校正をするための基礎技術2/構造とトーン 第六章 自分で校正をするための応用技術1/読者のために校正する 第七章 自分で校正をするための応用技術2/未来のために校正する 付録 ケース別・自分で校正をするための事例集 おわりに