コミッカ
増田隆一

増田隆一

(3)
マスダリュウイチ
2024/03/01
この著者の新刊予報
新刊は2025年7月1日ごろに発売されそうです!
最新刊は2024年03月01日に発売されました
通常、13 ~ 16ヶ月ごとに発売されています
(著者の新刊予報は大きくずれる可能性があります)
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最新刊

ハクビシンはどこから来たのかーーはたして日本の在来種なのか、それとも外来種なのか? 永年にわたる謎をついに解明! さらに、生態や人間との関係をはじめ、さまざまな視点からその生きざまに迫る。都市化する野生動物たちとわれわれはどのように付き合えばよいのか? 【「序章 ハクビシンの不思議を探る」より】 ハクビシンは、日本をはじめ東アジアや東南アジアに広く生息するアジアに特有の哺乳類であるが、現在でもさまざまな謎を秘めた動物である。その名前の由来、外観の多様性、生活様式、地理的分布、日本での在来種説vs外来種説、農業被害など人間社会での問題点、今後の行方……。本書では七つの章に分けて、これらの謎をひもといていくことにする。種々の文献を参考にするとともに、私たちの研究室で取り組んできた遺伝子研究の成果を交えながら探っていきたい。 【主要目次】 序章 ハクビシンの不思議を探る 第1章 ハクビシンとはどんな動物か 1 縞模様のある顔と長い体ーー形態の特徴 2 どこに住んでいるのかーー東南アジアから東アジアまで 3 どこでどんな暮らしをしているのかーー生息環境、食性、生活様式 4 どんな仲間がいるのかーー分類と進化 第2章 日本のハクビシン 1 古文書のなかのハクビシン 2 在来種なのかーー日本在来種とのちがい 3 外来種なのかーー飛び石状の分布と急激な増加 4 ハクビシンという名前の由来 5 社会経済のなかのハクビシン 第3章 台湾から日本へ 1 タイでハクビシンに出会う 2 渡来ルートを解明するーー遺伝子からたどる 3 台湾のハクビシンとの出会い 4 台湾のハクビシンと日本のハクビシン 5 日本への二つの渡来ルート 第4章 日本で繁栄するハクビシン 1 日本で分布を拡大するハクビシン 2 本州と四国のハクビシンーーDNAから見た地理的変異と多様性 3 北海道と九州のハクビシンーー日本列島での北上と南下 第5章 ハクビシンと人間社会 1 ヒトのグローバル化がもたらす外来種 2 なぜ外来種が分布を拡大するのか 3 外来種が引き起こす人間社会と生態系への問題 4 ハクビシンとほかの外来種との関係 5 ハクビシンの都市動物化 終章 ハクビシンはどこへ行くのか あとがき

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