橋爪みすず
(3)最新刊
動画付き改訂版 魅せる!新体操 団体 上達のポイント50
(2023/10/13)※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 **★ トップチームの実演動画から学べる! ★ 競技力アップの秘訣!! ★ 投げ受け・同調性・練習法など 「団体ならでは」のコツがよくわかる。 ★ 点数への理解を深めて 演技をもっとレベルアップ! ◇◆◇ 本書について ◇◆◇** 2021年の東京五輪には、 日本からはフェアリージャパンが出場し 決勝進出を果たしました。 五輪本番での演技は、ややミスが多く 悔しい思いも残ったとは思いますが、 2004年のアテネ五輪のときは出場権を得ることすら できないほど落ち込んでいた時期もあったことを思えば 地元開催のプレッシャーの中で健闘したと思います。 2008年北京五輪に出場、2012年ロンドン五輪、 2016年リオデジャネイロ五輪、そして東京と 3大会連続で決勝進出と、 団体に関しては日本は世界でも 上位争いができるところまで競技力が 上がってきました。 東京五輪でのメダル獲得はならなかった フェアリージャパンですが、 同年の世界選手権では 種目別「ボール」「フープ&クラブ」ともに 銅メダルを獲得。 フェアリージャパンの活躍のおかげで、 「新体操といえば団体」をイメージする人も 増えてきました。 今も、日本全国で小学生から大学生まで 多くの選手たちが、日々真摯に練習に取り組み、 自分たちの団体作品に磨きをかけていることでしょう。 現在は未就学児や小学生から 新体操を始めるケースが増えていますが、 ジュニアクラブや中学の部活などでは 「まず団体」を経験することが多いようです。 仲間たちと一緒に汗を流し、 自分たちの作品を創り上げる。 新体操の団体では、芸術スポーツのもつ魅力を 存分に感じられると思います。 誰もがフェアリージャパンに なれるわけではありません。 しかし、誰もが輝くことはでき、 また誰もが新体操を通じて素晴らしい仲間を 得ることはできる可能性をもっています。 今、毎日のように団体練習に明け暮れているあなたに、 団体の面白さや素晴らしさを もっともっと感じてほしい。 この本にはそんな思いがたくさんつまっています。 新体操の団体を頑張りたいという方の お役に立てば幸いです。 **◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇ ☆ Part1 団体競技の点数はどう決まるのかを知ろう!** * 難度点(D)の計算法を知ろう! * 芸術(A)、実施(E)の計算法を知ろう! * 団体演技の必須条件「身体難度(DB)」の 定義を知ろう! * 団体演技の必須条件「交換難度(DE)」の 定義を知ろう! ・・・など ☆ Part2 「必須条件」を満たし、得点の底上げをめざそう! * 確実にカウントされるジャンプ/リープ(DB)を 身につける! * 正確な実施でバランス(DB)の 取りこぼしをなくそう! * しっかり回り切り、ローテーション(DB)で 点数をとる! * 確実性の高い基本的な交換難度(DE)は、 完璧に決める! ・・・など ☆ Part3 2022ルールの要・芸術点をしっかりキープ! * 華やかな投げ受けが魅力! 様々なパターンに挑戦したい「フープの投げ受け」 * 「落下」は命取り! 正確な実施をめざそう「ボールの投げ受け」 * バリエーション豊富! 工夫して独創性を出そう「クラブの投げ受け」 * 力強い操作で大きなミスを防ごう! 「リボンの投げ受け」 ・・・など ☆ Part5 減点を減らして、得点力をアップ! * 減点には「芸術減点」と「技術減点」が あることを理解する * 2022年ルールの肝「芸術減点」とは 何かを理解する * 芸術的評価につながる音楽の 選び方を心得よう! * よく見られる「技術的欠点」(身体の動き)を 意識する ・・・など ☆ Part6 団体演技に生きるトレーニングを取り入れる * 日本女子体育大学の基礎トレーニングを 学び、参考にしよう! * 投げの精度をとことんUP! コントロールトレーニングを毎日やろう! * ミスにも難なく対処できる判断力、 瞬発力を鍛える * 同調性を高めるためのトレーニングを 取り入れよう ・・・など ☆ Part7 団体ならではのチームワークの育て方を知ろう! * チームの一体感を高めるための工夫をしよう! * ミスが出ても、チームの雰囲気を上げる方法を 見つけよう! * 「練習への取り組み方」に差があるときの 意見調整の仕方を考える * 作品の理解に差があるとき、 チーム内の意見のまとめ方を考える ・・・など ※ 本書は2018年発行の 『チームで魅せる! 新体操 団体 上達のポイント50』 を元に、動画コンテンツの追加と書名・装丁の変更、 必要な情報の確認・更新を行い、 「改訂版」として新たに発行したものです。