コミッカ
香月しを

香月しを

(16)
カヅキシヲ
2023/12/07
この著者の新刊予報
新刊は10月7日ごろに発売されそうです!
最新刊は2023年12月07日に発売されました
通常、5 ~ 10ヶ月ごとに発売されています
(著者の新刊予報は大きくずれる可能性があります)
他の作品を検索

最新刊

「モーガン様、いますぐわたくしを攫ってお嫁にしてくださいませ」 思い詰めたような表情で告げられた公爵令嬢ルルドの言葉に、優秀な執事モーガンは目を見開いたまま固まってしまった。 モーガンは周りと髪色と瞳の色が違うことで浮いた存在として育った孤児だった。ある日、自分が大国の王子であると知ったが、捨てられたことには変わりないと鬱々とした気持ちで過ごしていた。そうして思春期を拗らせて不良の仲間入りをしていたが、新たに孤児院のオーナーとなった子爵夫人トリスタとの出会いにより執事の素質を見いだされ、即日孤児院を出ることを決意。トリスタの執事となるため真っ当な道を歩きだしたのだが、彼女は若くしてこの世を去ってしまったのだ。 『いい娘見つけて幸せになりなさいよ』 記憶の中の彼女がいつもそう言って笑っていたのを思い出し、彼女のような女なら考えてもいいかもなと感傷に浸るものの、なかなかそんな女性は現れるわけもなく、今日もモーガンは完璧な執事として務めを果たすのだった。 しかしトリスタの孫の親友である公爵令嬢ルルドがこともあろうか、身分を超えて求婚してきた!うまくかわし続けるものの、亡きトリスタが重なって見え、懐かしいと感じているうちに次第に惹かれていき……。 『王国一の朴念仁が歳の離れた令嬢と幸せを掴むまで【分冊版】2』には『一』(後半)〜『三』(前半)までを収録 『自称空気の読める令嬢は、義兄の溺愛を享受する』に登場した執事モーガンと公爵令嬢ルルドの、周囲を巻き込んだスピンオフ作品。完全書き下ろしラブコメです。

その他の本
7

この著者の作品
1

注目の新刊予報
4

父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。

(松浦/大堀ユタカ/keepout / スクウェア・エニックス)
次巻の発売日:2025年3月23日ごろ

氷属性男子とクールな同僚女子

(殿ヶ谷美由記 / スクウェア・エニックス)
次巻の発売日:2025年3月21日 ~ 2025年4月21日

履いてください、鷹峰さん

(柊裕一 / スクウェア・エニックス)
次巻の発売日:2025年3月21日 ~ 2025年5月21日

人気の作品
8