
ジョン・マクリーン
(2)最新刊
ホームウォーター/リバー・ランズ・スルー・イット、その時代と真実
(2024/10/04)映画「リバー・ランズ・スルー・イット」で描かれた物語はどこまでがほんとうだったのか?。 映画「リバー・ランズ・スルー・イット」でブラット・ピットが演じたポールが現実世界で殺されたのは、モンタナではなくシカゴの路上だった。世界的ベストセラーとなった原作『マクリーンの川』は当初ニューヨークの大手出版社から出版を断られ、ピューリッツァー賞の候補となりながらも受賞できなかった。なぜだったのか? 原作の発表直後にオファーがありながら、なぜ映画化が遅れたのか? などの疑問を、ノーマン・マクリーンの息子で、シカゴ・トリビューン紙の記者だった著者が明らかにする。 【目次】 プロローグ: ブラックフット・リバーにて 第一章: 二つの世界 第二章: フライフィッシング・ファミリー 第三章: ノーマンとポール 第四章: 昔は魚が多かった 第五章: マクリーン牧師の晩年 第六章: ポール! ポール! 第七章: 賞品のバンブーロッド 第八章: 「イット」とは何か? 第九章: 山火事からの招待 エピローグ: ホーム・ウォーターズ 訳者あとがき 【著者】 ジョン・マクリーン ジョン・N・マクリーン(John N. Maclean)は1943年米『マクリーンの川』で知られるノーマン・マクリーンと妻のジェシー・マクリーンの長男として生まれる。1964年、イリノイ州マウントキャロルにあるシマー大学を卒業後、1965年にシカゴ・トリビューンに入社して記者となり、その後1970年にワシントンDCで外交関係の通信員となる。これまでに六冊の著作があるが、本書を除くとすべてが森林火災に関連した題材をテーマとしている。 阪東幸成 著書に『アメリカの竹竿職人たち』フライの雑誌社刊、『ウルトラライト・イエローストーン』、『釣り人の理由』ふらい人書房、他に『渓流賛歌』、『フライフィッシング・ジャーニー』、雑誌『フライの雑誌』、『フライロッダーズ』地球丸、『山釣りJOY』山と渓谷社など、主にフライフィッシングの雑誌、書籍に多くのエッセイ、物語を執筆。