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戦争社会学研究 第3巻 宗教からみる戦争
(2020/08/31)宗教は殺生を戒め、平和を好むのか。宗教は聖戦を主導する、戦う主体なのか。信仰と暴力の関係に迫る。 宗教と戦争は、人の生死に関わる。 戦争は人間にとって限界状況として立ち現れる事態である。多くの宗教では殺生に対する戒律を有し、相互に殺害し合う事態をもたらす戦争を「悪」と捉えて、平和を好むと考えられてきた。 しかし他方で、宗教や信仰者は戦う主体でもあった。宗教が戦争の道義性を担保して「正戦」として後押ししたり、さらには宗教的世界観、教義から戦いそのものを「聖戦」として積極的に推進することもある。 近代戦で宗教が担ってきた役割とは。信仰と暴力の関係に迫る。 【目次】 【第1部 宗教からみる日本の近代戦】 「宗教からみる戦争」特集企画について/西村 明 近代日本の戦争と天皇の神聖化/島薗 進 「皇道仏教」の形成/大谷栄一 ”聖戦”と網状の実践系ー金属品献納運動の宗教学/永岡 崇 ビルマの独立と仏舎利奉遷ー桜井兵五郎が構想した大東亜寺/大澤広嗣 無教会キリスト者の「戦争」ー矢内原事件と塚本虎二の逡巡/赤江達也 【第2部 旧ユーゴ戦と宗教】 戦後ボスニア・ヘルツェゴビナにおける宗教の役割/ディーノ・アバゾヴィッチ ボスニア・ヘルツェゴヴィナのムスリムの集団的アイデンティティーについてーレイス・ウル・ウラマー、チャウシェヴィチを例に/長島大輔 ほか 【著者】 戦争社会学研究会 戦争と人間の社会学的研究を進めるべく、社会学、歴史学、人類学等、関連諸学の有志によって設立された全国規模の研究会。故・孝本貢(明治大学教授)、青木秀男(社会理論・動態研究所所長)の呼びかけにより2009年5月16日に発足し、以後、年次大会をはじめ定期的に研究交流活動を行っている。
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